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モー式飛行機とは、主に1910年代に陸軍が輸入・国産化したフランスの「モーリス・ファルマン式」複葉機のことを指します。代表的なものに「モ式六型」があり、これはフランスの「モーリス・ファルマン式1913年型複葉機」を原型としています。また、陸軍が輸入・国産化した「モ式三年型（MF.7）」も「モー式飛行機」に含まれます。
特徴
国産飛行機の先駆け:
大正時代に輸入され、国産化された複葉機で、日本の航空黎明期に重要な役割を果たしました。
複葉機:
左右の両側に2枚以上の主翼を持つ複葉機であり、低速でも大きな揚力を得て安定した飛行が可能でした。
構造:
構造は木製の骨組みに布張りという、当時の技術を反映した脆いものでしたが、実用に耐える設計がされていました。
関連情報
モ式六型:
国立科学博物館に展示されている「モ式六型」は、国産最古の飛行機と言われています。
MF.7（モ式三年型）:
陸軍が輸入し、東京砲兵工廠で国産化もされた機体で、MF.7としても知られています。